2004年 11月 22日
中村一義/金字塔 再考 |
世の中には天才と呼ばれる人が何人かいてます
スポーツ・芸術・文学・・・そして音楽にも・・・
僕が中村一義というミュージシャンに出会ったのは彼のファーストアルバムが出た直後の97年でした。当時僕の中では大好きだった渋谷系が少し衰退しその後のスウェディッシュから先の何かを模索していた時期でした。そんな時愛読のロッキンオンジャパンで絶賛されている彼の存在を知り 聴いてしまったのがこのアルバム「金字塔」です
最初に聴いた印象は 僕のいつものパターンで それまでの価値観との相違から少し拒絶した感じだったのですが聴きこむ毎にその独自の
<中村ワールド>に引きずり込まれてしまい いつしか抜け出せなくなっていました。彼の天才たる由縁は作詞・作曲はもちろん 殆どの楽器を彼が演奏して自宅で録音~編集までをこなしてからなのです(状況が裂いた部屋と言われる所)しかもこのアルバムが発表された時、彼はまだ21歳!
正に天才現るという感じでした
それまでの僕の音楽の基準はパーフリから始まり解散後の小沢君で頂点を迎え もうその地位は決して揺るがないと思い込んでいただけに彼の出現は僕にとって本当に大事件でした
(正直 それまで持っていたCDを全部処分しても良い・・と思える程)
このブログを読んで興味を持たれた方は是非一度この博愛に満ちたアルバムを聴いてみてください!きっと自分の中で何かが変わると思いますよ
<後日3rdアルバムの「ERA」についてもレポートしますのので宜しく!>
by kuzuchan1
| 2004-11-22 17:40
| 音楽